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事例Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの勉強法

この記事の要約

  • 事例Ⅰ〜Ⅲでは、与件と設問に沿った答案を安定して作る力が問われる
  • 答案は工業製品として捉え、解法手順を固定して品質を安定させる
  • 解法は自己流にせず、AAS東京のテキスト通りに行う
  • AI添削で問題点を確認し、手書きノートで再発防止を行う
  • 量は30〜60事例で十分。二次対策全体のうち事例Ⅰ〜Ⅲは2割程度でよい

答案の品質を安定させる

この記事では、事例Ⅰ〜Ⅲ(記述式)の勉強法を扱います。性質の異なる事例Ⅳは対象外です。

事例Ⅰ〜Ⅲで求められるのは、奇抜なアイデアではありません。与件文を根拠に、設問要求と字数制限に沿った答案を安定して作る力です。

答案を工業製品のように捉え、解法手順を固定します。毎回同じ手順で解き、AI添削で問題点を確認し、次の答案へ反映させます。

答案を作る4工程

  1. 読む(与件・設問の読み方を固定)
    キーワード、因果、接続詞、強調表現に機械的にマーキングします。
    迷ったらマークし、考えすぎないようにします。

  2. 組む(メモスペースで骨子を作る)
    マークした語を材料に、与件の言葉を再配置する感覚で骨子を作ります。

  3. 書く(手順通りに答案化)
    骨子に沿って答案を作ります。まずは手順を崩さず最後まで解き切ります。

  4. 検査・改善(AI添削→ノートで再発防止)
    AIの指摘から原因と改善方法を整理し、次の答案へ反映します。

用意する文房具

B5キャンパスノート 2冊

本番の試験冊子と同じB5サイズを使います。コクヨのキャンパスノートで十分です。

  • 1冊目:メモ用ノート
    見開き2ページを、本番と同じメモスペースとして使います。

  • 2冊目:反省ノート
    AI添削の指摘を手書きでまとめるためのノートです。

多機能ペン(ジェットストリーム 4&1)

三菱鉛筆 多機能ペン ジェットストリーム 4&1 | Amazon

黒・赤・青・緑のボールペンとシャープペンを1本にまとめ、持ち替える手間を減らします。本番もこの1本と消しゴムだけで解けるように練習します。

キッチンタイマー(時間感覚を固定するため)

ドリテック デジタル キュービックタイマー | Amazon

机に置いて見やすいタイマーを使い、70〜75分で解き切る練習をします。過去問の答えを覚えていても、与件の確認、マーキング、骨子作成、答案作成の手順は省略しないでください。

解法は「この本の通りに」やってください

解法は自己流にせず、AAS東京のテキストに沿って固定します。

AAS 東京の解法テキスト

  • 与件文・設問文の読み方
  • キーワードや接続詞へのマーキング
  • 与件文の左右余白に何を書くか

AAS東京公式テキスト 中小企業診断士2次試験事例問題の解法 | Amazon

まずは本の手順をそのまま反復し、毎回同じ流れで答案を作れる状態を目指してください。

AIの活用方法 ― 添削はこのやり方で十分

答案は、このサイトの添削プロンプトを使ってAIに添削させます。サイドバーから年度を選び、プロンプトをコピーして自分の答案を貼り付けてください。

プロンプトはChatGPT、Claude、Geminiで利用できます。継続して利用する場合は、ChatGPT Plusなどの有料プランを推奨します。

2種類の添削プロンプトを使い分ける

添削プロンプトは目的に応じて使い分けます。

通常添削(予備校添削のイメージ)

  • 設問要求を満たしているか
  • 重要論点を複数、根拠付きで網羅できているか
  • 論理破綻・論理の飛躍がないか

答案の方向性や根拠、論理構成を確認したい場合に向いています。

キーワード式添削(ふぞろい寄り)

  • キーワードが入っているか
  • 設問要求に従っているか
  • 論理構成が崩れていないか

キーワードや得点の目安を確認したい場合に向いています。点数は実際より厳しく出るように設定しています。

AI添削で確認する減点要素

  • 設問要求や字数などの制約を外している
  • 与件の根拠が不足している
  • 重要論点が抜けている
  • 因果関係に飛躍がある
  • 抽象的で具体策がない
  • 文章が長すぎる、または意味が通らない

AI添削でこれらを見つけ、次の答案で同じミスを繰り返さないようにします。

添削結果を反省ノートに書く

添削結果は眺めるだけで終わらせず、手書きで反省ノートにまとめます。次の3点を自分の言葉で整理してください。

  • どこがズレていたのか
  • なぜその書き方では減点されるのか
  • 次に同じ条件が来たら、どう書くのか

指摘の原因と改善方法を言語化することで、次の答案でも再現できる知識になります。

どのくらいやればいいのか(事例Ⅰ〜Ⅲは全体の2割で十分)

事例Ⅰ〜Ⅲは令和以降の問題を中心に、合計30〜60事例を目安にします。1日1〜2事例を、解答・AI添削・反省ノートまで1セットで進めてください。二次対策全体では、事例Ⅰ〜Ⅲに使う時間を2割程度に抑え、事例Ⅳにも十分な時間を確保します。

まとめ:4つの手順を繰り返す

  1. AASの解法に沿って答案を作る
  2. AIで添削する
  3. 指摘を反省ノートに書く
  4. 次の事例で改善する

二次試験で必要なのは、決めた手順を守り、答案の再現性を高めることです。一つひとつの事例を、同じ手順で丁寧に積み重ねていきましょう。

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